トインビー愚考 クラクラの挑戦と応戦
おはようございます。
ユニット訓練の合い間につらつらと。
様々なクランがあると思います。
育成特化クラン、
対戦特化クラン、
ファーミング特化クラン、
リアルお友達憩いの場クラン、
少数精鋭クラン、
大規模クラン等々。
いずれのクランもいつか変化が訪れます。
よかれ悪しかれ。
どんな仲良しクランでもこれは避けられない。
ゆっくりとなのか、急激なカタストロフィーによってなのかは分かりませんが。
マンネリ化によるモチベーションの低下、負けが込んで脱退者が続出、あるいはリアル都合での主要メンバー脱退、逆に新しいメンバー参加によるコミュニティーの破壊なんてのもあるのかな。
これらは判りやすい から対処しやすいかもしれませんね。むしろ気づかないうちに徐々に蝕まれていく方が怖いのかもしれない。アテネはスパルタに負ける前に自らの荒廃で滅んだのでした。
歴史学者のトインビーは文明の興廃を「挑戦と応戦」という概念で明らかにしました。
挑戦され、応戦して、勝ちきれば文明はさらに興隆していく。負ければ衰退し滅ぶ。
問題は応戦するのが誰かってことなんです。
トインビーは、それを「創造的少数者」であると言いました。
強いクランや繁栄しているクランを見ると、この創造的少数者が生まれていく循環を上手に作り出している気がします。
2軍3軍制にして有力プレイヤーの入れ替え、他クランとの交流によって新しい血を入れる、あるいはじっくり初心者を育てることによって新しい可能性、原石を見出すところもありますよね。
天才的プレイヤーによる新戦術をクランで共有して新陳代謝を図る、というのは少ないかな。天才自体が少ないし、一般的ではないですね。
私は凡プレイヤーですが、せめて自分のクランが挑戦にさらされている、ということくらいは気づかなければならないな、と思った次第。
特に何かあったかって訳でもないんですが。
攻め倦んでいるからこんなこと考えるのかな・・・